今回手配した排気ファンは非常に強力で調子がいいのですが、必要以上に煩いとも言えるので、回転数を調整できるようにしました。
使用したのは秋月電子通商のトライアック万能調光器キット(20Aタイプ)です。
これと回路保護のコンデンサと放熱フィンを同時購入です。
到着は注文して2日後程度、、小さいハコで到着です。
中身はこんな感じ、、
仮配置・・・・放熱フィンをつけるスペースが無い事と、
調整ボリュームはリード線で遠くにつけるのがデフォのようです。
つまり、ちょいとはケースが必要と。とりあえず簡単に設計します。
2.5mmのMDFを簡単にきりだし、、、
組み立てます。正確にカットされているので、組み立ては非常に簡単です。
基板を立てるスペーサーはMDFの裏側にナットを仕込んでいるので
きっちり止まっています。
あとは基板を組み付けて、コンセントの配線を取り付けて完成です。
排気ファンに取り付けた所、回転数をきっちり落とす事ができました。
市販品だと同じ動作をする機械は2500円ぐらいする一方、キットだと送料込みで1400円。どっちがいいかは微妙ですが良い体験ができました。
そんな中、、、うっかり指にレーザーの反射光があたってしまいました。
ワークの端っこに位置調整をした所、ギリギリを狙い過ぎて機械の底面に反射した光にやられました。
非常に瞬間的に”熱!!!!!”となり手を避けたので大事には至りませんでしたが指先の皮だけがやけどです。3時間ぐらい痛かったのですが、見た目ほど深く無いので助かりました。
しかし、これが指先ではなく顔や目だったとしたらゾッとします。
安全対策を早急に組み立てる必要があります。低コストの機械はいいのですが、怪我はシャレにならないので、早速AMAZONで保護メガネを買いました。
かなり高いメガネですが、、OD10の性能に期待です。過剰性能ぐらいでちょうどいい??
ただし、保護メガネは最終手段と考えます。今回の事故の原因としては、、、
①レーザー光を加工時以外の位置調整に使用した。
②ワークをそれたレーザーが反射した。
③テスト照射ボタンを押すときに手が当たりそうな場所を触っていた。
などなど不注意・不運が重なっている物と考えられます。
①の対策としては、位置調整用の赤色レーザーをもっと活用して、位置調整を弱い可視光で行うことにあると思います。
②の対策としてはワークの端っこを狙いすぎた事。まずは材料の端っこ5mm程度余白にする。次に万が一それた場合を考慮して機械の底面に木の板を貼る事にします。
③の対策としては。テスト照射のボタンを複数にして、片手で操作できないようにすること。片一方のボタンには蓋を付けることにします。
⇨蓋を閉めている時にしかレーザーが出ないようにインターロックを付ける事と、蓋に計画変更しました。
↓こんなやつ?