前回判明したCNCステージの高さズレを調整しました。
CNCステージは本体の上に付いている板金物の台上に締め付けられているのですが
おそらくこれの精度が悪いために起こっているものと推測します。
そもそもこの台からアルミの押出材を使えば簡単に正確になるだろうに。。。。
高さ調整はCNCのフレームを台の間にシムを入れることにしました。
SIMはとりあえず工作用の0.2mm厚のプラバン、かなり薄手のものです。
加工用のデータを作り、サクッと切り出し。
最初の写真の通り、ボルトを挟む形で各箇所に3,4枚挟んでいくと±0.1mm程度の範囲で全体のレベルが合いました。めでたしめでたし・・・・
とはいきません。次はハニカムを支えている支柱の高さ調整です。
とりあえず、仮ということでハニカムを支える台を切り出してみます。
これを4つ作りました。
使い勝手は悪いのですが、純正状態よりはマシで、CNCのフレームとハニカムのレベル差もほぼ埋まりました。
これでも終わらない所が素敵なところで、、、(笑)
レベルがあっているはずのハニカムの上でピント合わせの作業を行ったのですが、、
左がこれで、、、、
右だとこうなります。
Y軸の水平が出てないんですね、だいたい右が2mmぐらい低いようです。
別に驚かないww
レーザーの焦点深度は±2.5mm程度ですから、この差は致命的です。
早速調整しましょう。右側のコントロールパネルの付いている蓋をあけて、
壁に丸穴があるのでここにCNCのステージをあわせます。
覗きこむをこう見えます。ボルトを緩めるのは上の2本(黒いやつ)
プラスネジの2本はベルトのテンション調整用です。
ここをゆるめて、ステージを持ち上げてまた締め付けます。
インチキ臭い調整方法ですが、他の手が無さそうなので仕方ありません。
旋盤やらフライス盤やら持っていればいっそステージをまるごと分解して
改造したいのですが、、、
とりあえずここまでやって大体正しいレベルに収まりました。