レーザー加工機には位置合わせと、ヘッドの現在位置をわかりやすくするために赤色のレーザーポインターがついています。このレーザーポインターで大まかな位置合わせをしてから、テストボタンを押して焦げ目のついた場所を最終確認するのですが、焦げ目がレーザーポインターの明るさでよくわかりません。
そういう場合は、ヘッドの位置をわざとずらして問題なければ元に戻す・・・・といったことをしています。正直面倒ですが、加工エリアの蓋を開けてレーザーを指で遮ったり目をワークの近くに持っていくのは昨日インターロックを付けたものの安全性の観点からするべきでなく、スイッチ操作で一時的にレーザーポインターをオフに出来るようにしました。
まず、使用するスイッチはコントロールパネルの緑の押しスイッチです。上位機種ではこのボタンで加工台の高さを調整するのですが私の機材には無く、ピント合わせはヘッドがテレスコ仕様になっているので不要なスイッチなのです。
ただし、押してON 離してOFFなのでそのままではレーザーポインターの動作が希望と逆になってしまいます。そう言う訳で、またまた押入れにあった5Vの小型リレーを用いてON/OFFを逆転する回路を作成しました。内容は言うまでも無いレベルの簡単さなので・・・・・
わかりにくいですが操作時はこんな感じです。左が通常時、右がスイッチをおした時です。これで位置合わせが楽になることでしょう。
とりあえず、不用意にレーザーが筺体から出る可能性は低減されました。
一安心・・・でしょうか。