ボール盤を簡易DRO仕様にしてみました。
使ったのノギスはAMAZONで購入した安い樹脂デジタルノギス。
せっかく購入したのですが、0.1mm単位なので若干失敗気味
主軸側はベアリングホルダー嵌めこむパーツを3Dプリンターで作成し、マグネットを仕込んで固定しています。そこにジョウの先端側をねじ止めしました。接着したくない一心でこの仕様にしましたが、ホースバンドあたりで締め上げる仕様にした方が良さそうです。
本体側の固定部ですが、主軸が近い為ボール盤本体に穴を開けたくなかったので、ネジを切った金属棒を両面テープで貼り付けて、グルーガンで全周を固める形にしました。そこに読み取り部をL字アングルでつないでいます。
読み取り部側のジョウと、内径用のジョウの先端はカットしています。
また、尺の部分は150mmの長さだと若干長いので、50mmほどカットしました。尺の部分に測定用のパターンが入っているそうですが、カットしても動作影響はありません。
動作させた結果ですが、何度か主軸を上げ下げしても測定値がずれる事はありません。
両面テープで適当に固定している箇所もありますが、概ねちゃんと動いている様子です。あと、本体に付いている目盛はなかなか正確な事も判りました(笑)
ノギスの加工ですが、ステンレスのノギスはジョウの部分に熱処理が入っているので加工が難しかった記憶があります。カーボン強化樹脂のノギスで有ればカットも穴開けも簡単なので、今回の様な軽い工作にはもってこいです。