FL350 SUPERの親ねじは両端をすべり軸受けで作られているのですが、今回はここをボールベアリング仕様に変更しました。
S35Cのブロックを加工して、写真のようにしました。
同時に親ねじの端部を加工して手回しハンドルを作成しました。
親ねじの端末はギリギリで作成されているので、延長部品を作成し、
親ねじ端末に穴をあけて、嫌気性接着剤で固定しました。
また、それだけでは不安なのでピアノ線を打ち込んで固定しています。
LOCTITE(ロックタイト) ねじゆるみ止め用嫌気性接着剤 263 10ml 44129
- 出版社/メーカー: ヘンケルジャパン
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ハウジング部分は下図のようになっています。押しナットと親ねじでベアリングを抱き込む構造にしています。これで親ねじの軸方向にガタをキャンセルできます。そのためボールベアリングを入れる必要がありました。
ギアボックス側はこのような状態。プレートを支える部分としてジャーナルが必要なので今後追加します。
上手く加工できるようであれば、手回しハンドルをステッピングモーターに変更して送り量を数値で管理できるようにしていこうと思います。