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宮のレーザー加工所

レーザー加工機・3Dプリンタ・卓上旋盤・卓上フライスなどなど。。趣味で集めた機械での遊びを発信するブログ。工作機械全般の話になってきたので題名変更しました。

旋盤とフライス盤を購入

レーザー加工機での作業も手慣れてきたところで、新しく旋盤とフライス盤を導入することにしました。学生の時は毎日のように普通旋盤とフライス盤を触っていたし、実家にも卓上旋盤があったので個人的には割と身近な機械です(笑)
 
とはいえ国産のー とはいきません。高すぎます。
ってことでまた中華を購入しました。中華旋盤の世界は狭く、ほぼ一つの会社の製品をいろんな会社がバッジを付けかえて販売しているようです。
 
①中華其のままのヤフオク激安品

②スリースカンパニー

http://www.threes.jp/lathe350.html

 
③受注生産+国内メンテしている秘密基地

【楽天市場】工作機械 > 旋盤:秘密基地

 

④東洋アソシエイツ

株式会社 東洋アソシエイツ

 

⑤割と有名ベルメックス

http://www.bellmex.com/

 

⑥メンテ済み中華旋盤の世界ではTOPクラス?(値段も)寿貿易

www.kotobuki-mecanix.co.jp

 
いろいろありますが長く使う機械で外れを引くとつらいので寿貿易の製品を購入することにしました。ヤフオクの様子を見てもリセールバリューが良いですし、将来ステップアップが必要になった時も効率的なはずです。
 
で、注文してから一週間ぐらいで届きました。購入したのは
本当はこのひとクラス上が欲しかったのですが、今は2階に工作室があるのでFL400みたいな80キロクラスの機械は入れるに辛いものがあります。
 
写っている箱はフライスの物。X-2と書いてあるので元の木箱を再利用しているようです。旋盤の箱が50キロ、フライスの箱が60キロ、アクセサリの箱が2つとも10キロぐらいの四個口で届きました。
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まずはアクセサリから。販売元のサイトにも詳細な写真は無いので購入検討している方にも役にたつと思い載せておきます。

 

小型万力 ほんとうに小さいです。回転台か割り出し盤が欲しくなりますね。

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36のスパナ、多分フライスのコラム傾斜に使うのかと

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ドミルたちメーカー不詳
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油さし。油は入っていなく、なぜか小さなヒューズが入っていました。
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角レンチ なんかのレバー Tスロットナット フックスパナ スパナ チャックキー
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スパナとフックスパナ、コレットアーバー コレット
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押さえがねセット。割と重いですね。今日は未開封です。
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バイト、ショールームへの訪問が過去にあったので、おまけがついて2セット
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移動振れ止め。締め付け面が一部えぐれていて中華品質を垣間見ました。
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4ツ爪チャック はじめて目にします。目に見える中国語にちょっと・・・・
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面盤と固定ツール これも使ったことない。165mmぐらい。振りいっぱいじゃないんですね
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回しがねとセンタードリル。φ10の回しがねって必要なんですかね??
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固定センター MT-3なので多分主軸側 めっちゃピンピン
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回転センター MT-2です。 同じくピンピン ベアリングの質・・・
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ドリルチャック ボール盤についていたユキワのチャックが如何に高品質な物か理解しました。
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固定振れ止めは入荷が遅れていて別便で来るそうです。
 
 

ポンプの作成⑦

1時間の連続稼働テスト二回目でモーターが止まりました。

多分、中のブラシが焼けたのかと思います。やっぱりアキバのガード下で手に入れた素姓のしれないモーターは危ないですね(笑)

 

 で、モーター交換をします。

あてにするモーターにはこちら

AO-8037 タミヤギヤードモーター 540K300-★★TAMIYA SHOP

その前にポンプの実際の作動に必要なトルクを測定しておきます。

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軸からの半径が61mmで634gなので、実質4kgf・cmといったところです。

次にモーターの特性グラフで確認します。このグラフは同じシリーズの4倍速いギヤヘッドがついている時のグラフなので、名目上1kgf・cmで換算します。

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そこから読み取る限り電流は1.7A程度と見込まれます。

暫定的に使いたい電源装置は3Aまで出せるので大丈夫そう。

回転数は52RPM程度になりそうです。予定よりは半分ですが

もともと余裕のある勢いだったので大丈夫かと思います。

全体的にグラフの相当左で使えるので今度は過負荷にならずに済みそうです。

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で、届きました。やはり540モーターは迫力が違いますね(笑)高校生の時はずいぶんとお世話になったもんです。

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組み付け部分の穴の加工をして、、、、

 

順次組み立ていきます。

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トルクがあるのでチューブの潰しがしっかり出来ますね。

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壁に棚をつけてエアポンプと一緒に設置しました

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タンクは作業台の下に。穴は最小限にしたのでゴミの混入の心配も無くなりました。

 

DCモーターの欠点ですが、音量が大きいのが残念ですね。作成は楽しかったですが素直にダイヤフラムポンプを調達しても良かった気がします。(笑)

 

 

ポンプの作成⑥

 部品が全部そろったので組み立てを行います。

・届いた部品たち

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と、その他部品たち

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・モーターの組み込み。浮いているわけではありません(笑)

中心の穴径を合わせて軸の位置を保証しています。

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・軸をプレートに組み込みます。M4の鍋ネジで固定

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・軸を本体のモーターに固定します。モーターの軸にはDカットが入っているのでそこめがけてイモねじを締めこみます。また、プレートと本体の隙間が設計値に来るよう確認します。

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・蓋をとりつけるための支柱をつけます。CNCと正確な削りだしのおかげでキッチリ収まってくれます。

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・ポンプの内外をつなぐジョイントがケースに収まりませんでした。中央のフランジ部位の厚みが若干大きいようです。

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・まったく正しくないボール盤の使い方。

チャックに部材を加えさせ、ルーターのビット(超硬)をバイトに見立ててバイスで固定しました。読み(?)は当たり旋盤モドキな加工ができました。我が工作室にも早く旋盤の導入をしたいな、、、

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・インチキ旋盤加工ですが収まったのでよしとします。

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・もう一枚のプレートについては設計ミスでボルトの頭の高さを考慮していなかったので急遽皿ネジに変更しました。割れないか不安・・・

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・とりあえず全部組み立ててみました。片側から息を吹き込んでみましたが、ローターによる潰しで気密は保たれているようです。一安心。

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・とりあえずカラ回しで試運転しました。

思ったよりモーターが唸ります。そんなに煩くないけど。

吸いこみ側を指で塞ぐとチューブが真空パックみたいに潰れます。

吐き出し側は軽く押さえる程度であればプシュっとエアが吹き出るのでそこそこ圧力があるみたいです。

www.youtube.com

 

とりあえず動いたぞ、、

 

★このブログの中で紹介したボール盤の使い方はお勧めできません。

特に主軸に対して直角方向の力を加えると軸のフレはもとよりチャックのテーパーが外れる危険性があります。今回は一応ワークが真鍮で柔らかいのと、縦方向にしか削り込まなかったので其れなりに配慮してやっています。

ポンプの作成⑤

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前回、壁がまっすぐ立たなかったのを受けて設計を変更しました。

壁を支える放射状に並べている部品の形状を作り直し、位置を揃えるための

アーチ状の部品を追加した結果、滑らかな半円の壁と剛性感のあるケースになりました。

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大量のはめ込みも完璧です。CNCでなければまず無理な芸当ですよね。最初に特許を取った人、儲けただろうなと思いつつ(笑)頼んである金属部品が届いたら組み立てようと思います。

ポンプの作成④

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ケース用の部材も切り出して仮組みしてみました。大物の姿が見えると気分が乗ってきます。全部透明だとまるで化学実験器具のよう。分割した壁は円弧の感じを出してくれますが、あまり正確に並ばないので設計を変えてみようと思います。接着しなくてよかった(笑)
 

ポンプの作成③

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ちょっと見にくいですが、チューブを押さえるローターを支える部品を切り出しました。今回は3mmのアクリル板を購入し使っています。普段は2mmを切っているので3mmだと剛性感が全然違います。中心の穴は回転軸を留めるため。周囲の穴は中心の位置を半径方向にずらしながら開けているので、実際に組み立てるときにローターの抑えつけの程度を調整する為のものです。
 
加工条件は、従来と同じ5mm/s 40%で一発でした。

ポンプの作成②

さくっと設計しました。チューブを添わせる壁の部分は切り抜いて重ねると歩留まりが悪くとてもお金を使いますから、大量にある切れっぱしのアクリル板を使えるように49分割して円を表現することにしました。

用意したモーターが90RPMぐらいでローターの直径を160mmにしました。吐出量は3L/分ぐらいを狙っています。チューブポンプとしては割と大き目?

回転軸を中心に金属パーツは別のところで加工してもらっています。

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大量の壁の部品を切り出しました。ぴったり嵌り合って形になっているので幸先はよさそうです。

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