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宮のレーザー加工所

レーザー加工機・3Dプリンタ・卓上旋盤・卓上フライスなどなど。。趣味で集めた機械での遊びを発信するブログ。工作機械全般の話になってきたので題名変更しました。

Inkspace→LaserDRW プラグイン

以前にも書きましたが、中華レーザーカッターは付属ソフトが貧弱なので、Corel DRAWに付属のCorel LASERプラグインを使わないと複雑な形状を加工することができません。しかしながら、対応のCorel DRAWは高価なソフトで、X3という古いバージョンを購入して、動くことを紹介しました。

ただ、少なくとも10000円以上必要で、日本語バージョンはまず出てこないものと思われます。また、環境差かもしれませんがWindows7に入れると異常に動作が重いものでした。

 

無理せずに安く済ます方法はないか・・・と思ってたところ、次のサイトを見つけました。

Laser Draw (LaserDRW) - Inkscape Extension

簡単に言うと、無料のイラストレーター的ソフトウェアのInkspaceを使って、付属のLaserDRW形式のファイルを生成するための機能拡張ソフトウェアです。

 

まずは上記のサイトからプラグインファイルを落とします。

f:id:knob_create:20170923172128p:plain

中身を解凍するとこんな感じです。とくにインストーラーとかはありません。このファイルを適切なフォルダに配置する必要があります。

f:id:knob_create:20170923172253p:plain

 

その場所は、Inkspaceを起動してからSHIFT+CTRL+Pで出てくるWindow>システム>ユーザーエクステンションに記載されています。

f:id:knob_create:20170923172903p:plain

上記の場所に対してファイルを移動した後、Inkspaceを再起動します。

f:id:knob_create:20170923185955p:plain

 

名前を付けて保存にLYZの設定が出てくれば準備完了です

f:id:knob_create:20170923191207p:plain

動作の確認をしてみましょう。まずはInkspaceに赤い線で形状を作成します。

ちなみに

赤い線はカット

青い線がベクトル彫刻

黒い塗りつぶしがラスター彫刻

になります。

f:id:knob_create:20170923192956p:plain

このファイルをLYZ形式で保存します。

f:id:knob_create:20170923193539p:plain

 

 LaserDRWで開くとこのようになります。

Inkspaceで初期設定されていたページサイズがそのままワークスペースに引き継がれており、このままでは上手く配置できません。

f:id:knob_create:20170923202332p:plain

そこで、Inkspaceの設定を見直します。

SHIFT+CTRL+Dからドキュメントのプロパティを呼び出し、

赤丸部分のプラスをクリックして画面を広げます。

f:id:knob_create:20170923203125p:plain

ページサイズを描画全体または・・・・のボタンを押します。

f:id:knob_create:20170923203254p:plain

ページサイズがデータに合わせて調整されました。

f:id:knob_create:20170923203531p:plain

LaserDRW側の読み込み結果もこの通り変わりました。f:id:knob_create:20170923203637p:plain

 

この方法を使えば1ステップ作業が増えますが、フリーソフトのみで複雑な形状の作業が行えます。安価なレーザー加工機に高価なソフトを組み合わせる必要はありません。