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ひとりFab Lab宇都宮(旧:宮のレーザー加工所)

レーザー加工機・3Dプリンタ・卓上旋盤・卓上フライスなどなど。。趣味で集めた機械での遊びを発信するブログ。工作機械全般の話になってきたので題名変更しました。

寿貿易 FL350E 卓上旋盤の機械剛性補強 (C3系旋盤)

購入した卓上旋盤ですが、鋼材を切削すると割とすぐにビビります。SS400丸棒で

0.5mmの切り込み量が安心できる限度で、0.75mmだと躊躇するレベルになります。何かにつけて鳴るし、時間がかかって気分も良くありません。

 

似た事例でX-2系のフライス盤をコラム補強する話もあります。私の機械でも実施済み。参考に出来る事例はいくらでもネットにあるので詳細は割愛・・。切り込み量を増やせますし、騒音も減りました。効果はありますよ!
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さて、鳴きの主な原因はベッドの捻じれと考えられます。剛性不足から来る共振です。現状確認ということで刃物台の横にマグネットベースを置き、チャックにダイヤルゲージを当てて主軸台を前後にゆすってみたところ、簡単に60μm程度動きました。この距離で数字が出るわけですから、剛性の無さは推して知るべしと言った所でしょう。
 
荷重無し
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押し
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 引き
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補強用に用意したのがこちらのSS400のプレート、サイズは150X600X20のです。モノタロウから購入です。書いてあるのは穴の位置関係のメモ。計算も面倒なのでプレート上で。。。
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ポンチを打って、、サインペンで黒くしても青ニスには敵いません。
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下穴をあけて
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タップを立てます。今後机に固定するときに使う予定。
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タッピングスプレーを使うとザクザク切り込めますよ。
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10mmぐらいのドリルで旋盤に固定する通し穴もあけます。
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オイルパンの下に敷いて旋盤と固定します。
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結果ですが、一回に1.25mm切り込んでもビビりの発生無く切削出来るようになりました。効果絶大、正直まだいけそうです。
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冒頭のフライス盤の補強もそうですが、卓上機は重量とか使い勝手とかコストの面でどうしても機械剛性が不足気味です。この点を克服すれば使い勝手を改善出来そうですね。