昨晩注文を受けたケースの加工をしていたのですが、加工終了直前に排気用のファンから煙が上がりました。ファンは以前に紹介したようにヤフオクで購入した中古品なのですが、調子よく回っていたので突然の”反旗?”に驚きました。ちなみに臭いは燃やした後の花火のような甘ったるい感じでした。
こんな”化学的”な壊れ方をするのは中のコンデンサーだろうとおもい、とりあえず分解してみました。写真が無いのが残念ですがコンデンサーの端子付近から茶色のネットリした液体が噴出していました。
コレが問題のコンデンサです。大きさはざっくり単1電池程度。
MP(メタライズドペーパー)コンデンサーとありました。
容量は9μFとありました。
100V用なので200V程度の耐圧があればいいはずです。
吹き出し後がこちらです。濡れている感じが見て取れます。
おそらくこれを交換すればいいだけなので、マルツから取り寄せることにしました。同じ9μFのコンデンサーの取り扱いがなかったので、近い容量の物を選びました。とりあえずモーターの保守部品を売っているサイトなどでも同じ種類の物が推されていたのでこれを選定しました。
【UJ25B106UWF】角型ACコンデンサー 250V 10μF | マルツオンライン
同じ用途でこちらを使っている事例もあったのですが、、実際どっちがいいのでしょうね?
【CL21DC250V106】積層メタライズドフィルムコンデンサー 250V 10μF | マルツオンライン
修理の結果。。。問題なく動作しました。
特筆するほどの物はなかったので結果報告まで。
加工時に起動して、動作音が明確に小さくなりました。
多分、コンデンサを変えた結果モーターの脈動が少なくなったのかと推察します。