前回のエントリーでちらっと触れた加工機の故障についてですが、
原因は出力側のハーフミラー付近の冷却部品が脱落してミラーが加熱し焦げたためと推測されています。故障したレーザー管はメーカー交換となるため業者へ返送してしまったのでコレ以上の詳細はありませんが・・・・
とにもかくにも冷却は重要ってことで、冷却系に工夫を入れたいと思います。
1点目は冷却チューブの保持になります。もし冷却チューブに引っ張り気味のちからがかかると、冷却部分に力がかかりレーザー管の破損につながります。
そこでこのような保持具を作りました。保持部Φ7.5mm、間口が5mmの設定にていい感じの挿入性と保持力を出してくれます。
加工機の裏側に貼り付けてチューブを保持します。これで保持部分からレーザー管までのチューブの長さが変わらないのでレーザー管に変な力がかかりません。
ちなみに加工中はこんな感じです。反対側から覗いた写真の方がいいのですが、あまり加工点を見つめると万が一があるので危険です。
次に冷却水の戻り口ですが、従来は水タンクの中に漬けていましたが、正しく水が循環しているのか毎度確認する必要があるのでタンクの縁に固定できるようにします。
先の保持具のデータを改造して一口の物を作りました。
こんな感じでチューブを挟み・・・
水タンクの縁にクリップで固定します。
コントラストが無くて見えづらいですがきちんと保持できていますし、
突然チューブがタンクから落っこちて水びたしと言うことも無さそうです。
しかしながら今回の改造でチューブが長くなり流量が少なくなってしまいました。
そんな訳で近所のホームセンターで購入したお風呂用ポンプを改造してみようと思います。そもそもこのポンプが付属のポンプよりも流量があるのか!?元のポンプのスペックも販売サイト(中華)ごとに違ってかなり怪しいので心配は尽きません。