前回は吸気孔の設置を行いましたが、引き続いて本日は排気孔の設置を行いました。
まずは、以前に紹介した排気ファンですが、ひとまず分解して洗浄するとかなり奇麗になりました。塗装が禿げていますが、屋内かつ水気の無い場所で使うのでとりあえず放置(面倒だしw)
組み立てるとこんな感じ。モーター部分はパーツクリーナーを使って拭き上げました。一応モーターも分解しましたが、今のところベアリングの交換は不要そうです。使用されている軸受けは6200Zと6201Zが各1つ。メジャーなサイズなので入手は容易そうです。今回入手したファンは軸がさびていない事や、ベアリングが十分キレイだったことからメンテナンスは行き届いていたみたいです。
さて、フィルターBOXとの接続は以下のように行いました。
まずは、このようなモノをMDFで作成します。使用したMDFは5.5mm、レーザー加工機の光軸を入念に調整した結果、一発で何とか切断できています。とは言え、結構リスクがある点、レーザー光の形状から断面が台形になるので、2.5ミリ厚のものを貼り合わせる手法を取るのもいいかもしれません。
裏からはこんな感じ、、、
モーターを組み付けるとこんな感じです。実際に使用するときは吸気側は下を向けます。孔周りの五徳みたいなのは、モーターの重量を受け止めるものです。奇跡的に穴サイズがピッタリにカットされたので、ここは叩き込んで終了です。
五徳にはきっちりケーシングに当たってもらい仕事をさせます。
台座の部分はボルトで締めておきます。基本的には仕事をしない部分ですが、ファンの姿勢安定には寄与するとおもいます。
BOXとの接続は最初そのまま接着すればいいかと考えていましたが、今後の設計変更や工夫の追加の為にも置くだけにしました。ただし、ズレると被害が甚大なので枠をつけて位置を決めるようにします。また、ファン側の穴とBOX側の穴の間はスキマテープを貼りつけて気密性を確保します。
ファンを載せるとこんな感じ、、、、
箱の中からはこんな感じで、、、下が吸気孔で上が排気孔です。
スキマテープが無駄にはみ出す事もなく良い感じです。
残すは排気ダクトの設置、排気ファンの回転数コントロール(ぶっちゃけ強力すぎ!?)BOX各部の気密用スキマテープの貼りつけですね。先が見えてきたな。。。。
途中出てきた光軸の調整ですが、こんど纏めて紹介します。
ちゃんと調整がされているかどうかで切れ味に雲泥の差があるのでココは本当に注意が必要です。
ちなみに、、、、調整に成功してちょっと嬉しくなったのでサイコロを作ってみました。重くて振れませんねw
またまた調子にのって、同心円でカットをしてみました。2次元マトリョーシカ??
しかし、、このあと切れなくなりました。再調整で戻ったので光軸がなぜかズレてしまったのでしょう。。。。対策の基本はロックナットを閉める事でしょうが六角ナットで作られているので正直閉めにくいです、、、せめてローレットナットあたりで対応したほうがいいのかな。次あっさりズレたら本格的な対応策を検討します。