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宮のレーザー加工所

レーザー加工機・3Dプリンタ・卓上旋盤・卓上フライスなどなど。。趣味で集めた機械での遊びを発信するブログ。工作機械全般の話になってきたので題名変更しました。

スクロールチャックの修理

 

先日ヤフオクで北川のスクロールチャックを買ったのですが、届いてみると残念なことに非常にハンドルが重く、両手で回すのがやっとの状態。

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ただ表面はサビなどもなくせっかくなので何とか使えるようにしたい。

 

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症状としては3つの爪のうち2つが差し込むことができないほど難い状態。特に左下の2番は相当固いようで、ハンマーで打ち込まないと入りません。多分、調整すればスムーズなものになると期待。

 

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 3番の溝に持っていってもやはり入りません。おそらく爪の溝が狭くて、入らないのでしょう。

 

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早速、油砥石を購入しました。

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あっちこっち磨いて、、

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少し入る様になり、、


北川のスクロールチャックのメンテ

 

スムーズに回るように。国産のチャックは中国製とは全然違いますね。ガタが無い。

 

 

 

 

テストプリントを・・・

Spiral vaseの設定を用いてカップをプリントしてみました。

某展示会では「機材の精度の高さがこのプリントを実現している」と某社の説明員に言われたのですが、、、

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結構出来るものです。

 

ただ、左の物は底面が長方形で側面が平坦のせいか、面が波打ってしまっています。一方、右の楕円底の物は綺麗に出来ています。また、側面は一層で層間の結合は弱く簡単に破れてしまうのであまり実用性はありませんね。もともと層間の隙間もあるので水をためるようなことは出来ません。

 

次に、こういうのを作って。。フィラメントを送るチューブを留めておくクリップにしました。設定が詰められていないので糸引きも多くあまり綺麗ではありませんが一発で固定できたので満足です。

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REPRAP Prusa i3向け Sli3r エクストルーダーの設定

設定について覚書を残そうと思いましたが、このサイトの纏まりが素晴らしく、参考にしました。

 

yamanchu.guhaw.com

 

特にデフォルトの設定とここの設定を見ながら進めれば十分だったのですが、いくつか注意点は書き残そうと思います。

 

①GCODEファイルをSDカードから読み込んだ瞬間終了する。

PRINT SETTING>Notes欄への日本語の記述を排除すると解決したので、日本語への対応は出来ないと思います。

 

②ノズル移動時に樹脂の吐き出しが止まらない

Printer SETTING> EXTRUDER1のRecractionの欄でLENGTHを推奨より大きな5mmにすると良い結果が得られました。

REPRAP Prusa i3向け Sli3r初期設定

夏休みの工作に3Dプリンターを購入しました。

 

中国の通販のAliexpressから購入しました。これのP802QR2という2ノズルの製品です。2ノズルは将来的な2色出力や水溶性サポートを出力するためを考え譲れない選択で、見て回る限り金属フレームをコストパフォーマンスがよいと思ったからです。

Buy Products Online from China Wholesalers at Aliexpress.com

 

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順番が逆のような気がしますが、ソフトの設定の覚書を。。プリンターの組み立ては付属のPDFやらYOUTUBEの動画などで手厚いですが、ソフトについてはキットでは碌に説明されていません。私もちょっと焦りました。

 

とりあえず使うスライサーソフト(STLからGCODEへの変換ソフト)はSli3rにします。なんとなく検索して上位にあったからです。

 

基本的には専用のWIKIを見ればいいようです。ここではPrusa i3に合わせて追っていこうかと思います。

3dp0.com

 

ダウンロードはこちらから⇒http://slic3r.org/download

 

ご使用のOSに合わせて選択します。私はWINDOWSなのでこれで説明します。

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味もそっけもない懐かしい感じのページですが、OSに合わせて選択します。

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適当なフォルダに展開して・・・

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slic3r.exeを開くと、最初は設定ウィザードが開くのでとりあえずNEXT

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ファームウェアのタイプをREPRAPにしてNEXT

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ベッドサイズを指定します。商品説明の通り220mm四方を設定します。

実際の機材を見てもよいでしょう。

 

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ノズル径を記入して、NEXTで進みます。

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フィラメントの径を入れます。実際の製品を測定して、その平均を入れるのも将来的な精度UPには必要らしいです。NEXTで進みます。

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温度を入れます。昨日PLAを200度で出力したところ綺麗に出たので200にしておきます。これも今後の研究対象でしょうね。

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ベッドの温度の設定ですが、同じく今のところ常温で設定するので0のまま

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設定完了っぽいです。

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このあと、FILE>EXPORT CONFIG…から設定ファイルを書き出しておきます。

おそらく材質変更をするときは新しいファイルを作ればよいのかと思います。

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中身はただのテキストなので意味が解れは簡単に調整できますね。

 

 

ARDUINO CNCシールド 記事まとめ

ttbbsky.netwww.aitendo.com

 

自作CNCマシン・レーザーカッターについて: CNCマシン:CNCシールド+ドライバDRV8825/A4988(まとめ)

 

 

手打ちの設定方法

github.com

 

上の日本語版

ruur.hatenadiary.com

UVレジンと薔薇の刻印

なんとなく、手元にあった赤いアクリルと黒いアクリル板で薔薇の刻印を作ってみました。最初は接着剤で貼り合わせようと思ったのですが、白くなるのは必至だったので最近はやり(?)のレジンで固めてみる事にしました。

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手元にあったUVライトで固めて、、本来は太陽光で固めるのが正しいみたいです。

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遠目には綺麗なのですが、若干表面が縮緬状態になってしまいました。おそらくは熱か急速硬化による収縮が原因かと思います。もっと遠くから固める必要がありそうですね、、欲張りすぎました。

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光にかざすとなかなか美しいですが、気泡も目立ちます。最初にレジンを貼り付け面に塗るとか、濡れを良くする工夫が必要でしたね!

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とはいえ、レジンは手についても接着剤のように残りませんし、臭いも少なく絶妙な粘度で作業性も良かったです。さすが人気が出るだけの工夫が為されてるなーと感じました。

 

左利き用マイクロメーター

しばらく前の事なのですが、ドイツ出張の移動時間の際、取引先の方から左利きならぜひ行くべき店として紹介されました。

 

Linkshänder-Laden というお店で、手工具から文房具などの雑貨が置かれていました。

http://www.linkshaenderladen-erfurt.de/

場所はこちら→Google マップ

 

で、面白くて購入したのがこちらのマイクロメーター、確か50€ほどだったと思います。左利きの製品はあまり日本では手に入らないようなのですが、、、

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さっそくメモリがずれています。調整工具は入ってたので問題ないのですが、、品質ってなんなんでしょうね?

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使ってみた感想ですが、主目盛の線の見え方が微妙で、副目盛が差している数字が0の時、それが0マイクロメートルなのか50マイクロメートルなのか判断しにくいものでした。また、スピンドルの回転も若干スムーズさに欠ける点も気になりました。
結論としてはいつ購入したかわからない程古いミツトヨのマイクロメーターの方が使いやすいと感じました。
幸い測定値は同じだったので精度は大丈夫そうですが。